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京野菜と京料理|金時人参(京人参)
京野菜とは京都府が認定した野菜品目です。
1987年の開始以来、現在で41品目の野菜が認定されています。
<ルーツ>
もともと人参は、アフガニスタンが原産で12世紀に中国とヨーロッパに渡りました。
日本には1600年前後に中国系商人から伝わったようです。
金時人参という名は、表面も中身も真っ赤なので
「坂田の金時(金太郎)」を思わせ、そう呼ばれたとか。
京人参とも呼ばれているのは、150年ほど前に兵庫県で栽培が始まり、
その後京都全域に広がったからだとか。
<お味は?>
肉質は軟らかで甘みがあります。
コレステロールを下げ、高血圧など生活習慣病の予防に働くという
リノレン酸に富んでいます(その数値は普通の人参の2倍以上!)。
ビタミンB1・C・E、食物繊維も通常の人参の約2倍もの含有量です。
真っ赤な色はリコピンで、がん予防に効果が期待されます。
栽培は、厚めに種をまき、間引きします。
その間引き菜も『にんじん葉』といい、和え物などに最適です。
京の朝晩の冷え込み・盆地特有の厳しい気候が、芯まで真っ赤な京人参を育てるのです。
冬の食卓で、粕汁やお正月の煮しめに彩りを添えています。
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