京野菜と京料理|紫ずきん
京野菜とは京都府が認定した野菜品目です。
1987年の開始以来、現在で41品目の野菜が認定されています。
<ルーツ>
丹波地方が誇る高級食材で、
最高品質の「丹波黒大豆」を優れた特徴をそのままに品種改良し、
成熟時期を早めた究極の枝豆といわれています。
その一粒一粒が大ぶりなこの豆は、厚さが1cm以上、
長さ5~6cm以上の規格があって、
ひとつぶの重さが1.3g以上あります。
この風変わりな名は、
豆の薄皮が薄紫色なこと・豆の形が頭巾のように見えることからそう呼ばれます。
平成7年に京都の特産品として登録されました。
<お味は?>
9月中旬から1か月間だけと限定された旬の味覚は、
昼夜の温度差が激しい丹波地方の気候に培われた旨味と甘味に満ちています。
むっちりした食感、濃厚なコクのある甘味たっぷりで、食べ応えはバツグン。
良質なたんぱく質をはじめとして、
ビタミンB1・B2・Cや糖質、カリウム、カルシウム等栄養も豊富です。
その甘みのもとになる大豆オリゴ糖は整腸作用にも働いてくれるそうです。
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