京野菜と京料理|たけのこ
京野菜とは京都府が認定した野菜品目です。
1987年の開始以来、現在で41品目の野菜が認定されています。
<ルーツ>
京都の南西部、長岡京市には「孟宗竹発祥之地」の碑が立っています。
1470年頃に道元禅師が中国の杭州からモウソウチクの原種を持ち帰り、
この地に植えたのが京都産たけのこの始まりとされています。
現在、京都市西部〜乙訓地域にかけて生産され、特殊な京都式の栽培です。
一年中竹薮に手をかけ、秋〜冬の間は敷きわら・土入れと大切な作業を長年続けて、
土壌を軟らかくし、良質なたけのこができるのです。食物繊維が豊富で低カロリー。
便秘や大腸ガンの予防にもダイエットにもおすすめです。
ビタミンCやビタミンB2なども含みます。
カリウムが豊富で、体内の塩分バランスを調整して体外に排出してくれるため、
むくみや高血圧に効果が期待できます。
<お味は?>
大きくて肉厚で歯ごたえがあります。
柔らかで白く、えぐみも少ない上、甘みも味わえる独特のうまみです。
吸い物・和え物、煮たり、揚げたりと色々利用範囲も広いです。
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