京野菜と京料理|辛味大根
京野菜とは京都府が認定した野菜品目です。
1987年の開始以来、現在で41品目の野菜が認定されています。
<ルーツ>
300年以上は前から栽培されていたといわれます。
最初は原谷で栽培された後、1600年代の終わり頃に鷹峯に移されたそうです。
明治時代までは鷹峯一帯で作られていましたが、昭和の初めから現在までの間に、
農家の数がひと桁に減ってしまいました。
根が丸いかたちで葉も切れ込みが少ないので、こかぶのような大根です。
<お味は?>
強い辛味をもっています。水気が少ないので、硬くしまった肉質を生かし、
お蕎麦の薬味などで使われているそうです。
食物繊維やジアスターゼ、ビタミンCをもち、
悪玉コレステロールを排泄する働きが期待されます。
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